青森県近代文学館
The Museum of Modern Aomori Literature



特別展「鳴海完造と秋田雨雀」開催にあたって

  鳴海完造と秋田雨雀はともに南津軽郡黒石町(現黒石市)に生まれました。
  昭和2(1927)年、革命十周年記念祭に招かれた秋田雨雀に随行してソ連に渡ったロシア文学者の鳴海完造は、雨雀の帰国後も9年間ソ連に滞在し、プーシキン研究者として諸種の異本など世界的にも貴重な資料を収集しました。生涯をかけて集めたコレクションは4,300冊を越えます。
  秋田雨雀は、早稲田大学在学中に新体詩集『黎明』を、明治44年戯曲と小説集『幻影と夜曲』を出版。その後、さまざまな苦難の中で、エスペラントを学び、人道主義と社会主義に傾倒していきます。その創作活動は、詩や小説、評論、翻訳から童話集『太陽と花園』などの児童文学と多岐にわたり、演劇に加えて青少年の自殺に抗議し若い生命を守る「不死鳥」運動など幅広い活動を行い、大きな業績を残しました。
  本展は、秋田雨雀没後50年にあたって、鳴海完造が収集保存していた資料を中心に、二つの不屈の才能とその仕事を御紹介するものです。

 

ちらし裏面    関連イベント

平成24年7月14日(土)〜平成24年9月9日(日)
青森県近代文学館 企画展示室
〒030-0184 青森市荒川字藤戸119-7
入場無料
開館時間/午前9時〜午後6時
  休館日/7月26日(木)、8月23日(木)
主催/青森県近代文学館