桑原 規子/著 -- せりか書房 -- 2024.7 -- 732.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 B13B 主配架/732.1/クワハラ*ノ/ 10218430440 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 戦後版画にみる日米交流
副書名 1945-1965
著者 桑原 規子 /著  
出版者 せりか書房
出版年 2024.7
ページ数 339p
大きさ 22cm
一般件名 版画-日本 , 版画-アメリカ合衆国
NDC分類(10版) 732.1
内容紹介 戦後間もない日本美術界で国際的活動の先陣を担い、ブームを起した「版画」。1945~1965年を対象に、海外のアーカイブズを探査し、アメリカの文化政策と版画家たちの動向を追跡、版画における日米交流について論じる。
ISBN 4-7967-0400-7
ISBN13桁 978-4-7967-0400-7

目次

序章
第一章 昭和戦前・戦中期の「創作版画」
  一 昭和戦前期における創作版画の海外進出
  二 戦時下の版画界創作版画の危機
  三 「一木会」と占領期の版画界
第二章 駐留軍施設における美術展示空間
  一 アーニー・パイル劇場の美術展示
  二 陸軍教育センターの美術展示
  三 日米美術家の交流と日本美術の海外紹介
第三章 占領期の日本美術支援団体サロン・ド・プランタン
  一 結成の目的とその組織
  二 「現代日本絵画展」の開催一九五二年、サンフランシスコ
  三 サロン・ド・プランタンと日本人ネットワーク
  四 占領期の終了と団体の消滅
第四章 戦後の在日アメリカ人ネットワークと版画
  一 ウィリアム・ハートネット戦後初の創作版画コレクター
  二 オリヴァー・スタットラー『日本の現代版画』の著者
  三 エリーゼ・グリリ『ジャパン・タイムズ』の美術評論家
  四 ジェームス・ミッチナーと「現代日本版画コンクール」
  五 中尾信と英文美術月報紙『アート・アラウンド・タウン』
  六 日系アメリカ人版画家内間安瑆と内間俊子の五〇年代
第五章 版画家の渡米と人的交流
  一 吉田ファミリーの渡米吉田遠志・穂高・千鶴子・ふじを
  二 米国国務省による「人物交流」プログラム斎藤清・脇田和・益田義信
  三 ジャパン・ソサエティの特別版画プロジェクト関野準一郎・棟方志功・森泰
  四 ザ・コンテンポラリーズとプラット・グラフィック・アート・センター
  五 インターナショナル・グラフィック・アーツ・ソサエティによる日本版画の頒布
第六章 日米版画家の「相互交流」
  一 アメリカ人版画家の来日テオドール・ガステンとアーサー・フローリー
  二 一九六〇年代の日本人版画家の再渡米
終章