向山 直佑/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2025.1 -- 209.75

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 B09A 主配架/209.75/ムコヤマ*ナ/ 10218462083 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 石油が国家を作るとき
副書名 天然資源と脱植民地化
著者 向山 直佑 /著  
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2025.1
ページ数 231,53p
大きさ 22cm
一般件名 世界史-20世紀 , 植民地-歴史 , 石油
NDC分類(10版) 209.75
内容紹介 宗主国から単独独立を果たした東南アジアのブルネイ、中東のカタールとバーレーン。石油資源が植民地期の政治に与えた影響と、それにより誕生した「本来存在しないはずの国家」の形成メカニズムを解明する。
ISBN 4-7664-3004-2
ISBN13桁 978-4-7664-3004-2

目次

序章
  パズルとしての単独独立
  本書の主張
  研究方法
  本書の意義
  本書の構成
第1章 単独独立の理論
  二つの歴史
  単独独立の理論
  対抗仮説
  結び
第2章 ボルネオ島における石油と脱植民地化
  帝国主義時代のボルネオ
  ボルネオの脱植民地化
  ブルネイの単独独立
  サラワク、北ボルネオ、オランダ領ボルネオ
  結び
第3章 ペルシャ湾岸における石油と脱植民地化
  帝国主義時代の湾岸南部
  湾岸における脱植民地化
  カタールの単独独立
  バーレーンの単独独立
  ラアス・アル=ハイマの失敗
  結び
第4章 他地域における単独独立とその不在
  クウェート
  西インド諸島
  南アラビア
  結び
第5章 天然資源の多様な影響
  資源の分類
  石炭
  金銀
  天然ガス
  結び
結論
  主な分析結果
  国家形成を再考する
  資源政治を再考する
  現代政治への示唆