鈴木 隆/著 -- 東京大学出版会 -- 2025.1 -- 312.22

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 B01B 主配架/312.22/スズキ*タ/ 10218462222 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 習近平研究
副書名 支配体制と指導者の実像
著者 鈴木 隆 /著  
出版者 東京大学出版会
出版年 2025.1
ページ数 7,632,7p
大きさ 22cm
一般件名 中国-政治・行政
NDC分類(10版) 312.22
内容紹介 長期政権を築いた習近平とは、どのような人物なのか。彼が最高実力者となった軌跡を豊富な資料から渉猟し、中国共産党の支配、中国政治の本質に迫る。これまでに発表した学術論文や雑誌掲載記事などをまとめて書籍化。
ISBN 4-13-030194-7
ISBN13桁 978-4-13-030194-7

目次

序章 「問題」としての習近平
  一 本書の課題
  二 時代状況と指導者に対する分析の視座
  三 習近平研究の動向、主な先行業績の紹介と批判的検討
  四 本書の特徴と独自性
  五 本書の構成と各章の概要
Ⅰ 習近平体制とはなにか
第一章 習近平時代の支配と中国の自由、民主主義の「現在地」-歴史発展と国際評価
  はじめに
  一 政治の思惟と行動にみる歴史的連続性
  二 現代中国政治史における習近平体制の位置づけ
  三 習近平時代における支配の正統性と「デジタル・レーニン主義」の支配
  四 習近平時代の自由と民主主義
  五 グローバルパワーとしての存在感と人権をめぐる国際対立
  おわりに
第二章 「労働者」と訣別する「前衛」-創立百周年を迎えた支配政党の組織実態
  はじめに
  一 党員統計の特徴と分析の方法的限界、議論の前提
  二 習近平時代の党勢発展
  三 党員集団の組織構成の変化とその趨勢
  おわりに
第三章 「お仲間」の政治学-ポスト社会主義、比較社会主義の習近平・中国とプーチン・ロシア
  はじめに
  一 ロシア型権威主義とプーチン体制
  二 ロシアのウクライナ侵攻をめぐる中国の学習状況
  おわりに
Ⅱ 習近平とはどのようなリーダーか-過去、現在、未来
第四章 <支配体制の申し子>の政治的来歴-最高指導者になるまでの歩み(一九六六~二〇一二年)
  はじめに
  一 資料と分析の視角、解釈の留意点
  二 政治論のなかの持続的要素
  三 政治家としての成長と政治認識、政治行動の変遷
  おわりに
第五章 中国共産党「領袖」考-政治文書の用例にみる指導者称号と個人独裁の問題
  はじめに
  一 「領袖」復活の兆しと個人崇拝の懸念
  二 政治文書における「領袖」の使用状況とその政治的意味
  三 「新時代」の政治的退行と党主席制の復活
  おわりに
第六章 「語録の世界」と「闘争」の人-習近平、毛沢東、文化大革命の政治連関
  はじめに
  一 分析の方法と視角、解釈の留意点
  二 『毛沢東語録』と文化大革命期の政治社会
  三 習近平のなかの毛沢東思想
  四 時代精神としての「闘争」
  おわりに
第七章 <最高実力者>の誕生-事件は会議室でも起こる(二〇一五~二〇一八年)
  はじめに
  一 中国政治研究と経営学のリーダーシップ論
  二 <最高実力者>への勝負と飛躍
  おわりに
第八章 <中華民族の父>を目指す習近平、あるいは「第二のブレジネフ」か「第二のプーチン」か-権力、理念、リーダーシップ
  はじめに
  一 制度による集権、集権によるシステムの変革
  二 「中華民族の偉大な復興」をめぐる習近平の政治的思惟
  三 「家族と個人の時代」における父権主義的リーダーシップ
  四 「習近平時代」の政治発展のゆくえ
  おわりに
第九章 台湾有事と「東アジア近代史の総決算」の可能性-台湾統一/併合をめぐる政治論
  はじめに
  一 習近平政権の台湾政策の特徴と論理
  二 「中華民族の偉大な復興」に対する台湾の意義
  三 台湾政策の「原風景」、認識の「古層」としての福建省時代
  おわりに
終章 習近平時代の中国政治の将来、台湾問題をめぐる日本の政治戦略
  一 習近平研究の暫定的な総括と補足
  二 権力の伝統に回帰する中国政治
  三 台湾海峡での紛争予防に向けた日本の政治戦略