鈴木 健太/著 -- 刀水書房 -- 2022.3 -- 239.31

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 C09B 主配架/239.31/スズキ*ケ/ 10218209160 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ユーゴスラヴィア解体とナショナリズム
副書名 セルビアの政治と社会(1987-1992年)
著者 鈴木 健太 /著  
出版者 刀水書房
出版年 2022.3
ページ数 11,326p
大きさ 22cm
一般件名 セルビア-歴史 , ナショナリズム
NDC分類(10版) 239.31
内容紹介 ナショナリズムはどのように支配的な論理となり、当時の政治的な議論や社会状況と結びついていたのか。ユーゴスラヴィアの解体に至る時代のナショナリズムを、当時のセルビアにおける政治と社会の関係から再検討する。
ISBN 4-88708-473-5
ISBN13桁 978-4-88708-473-5

目次

第1章 社会主義ユーゴスラヴィアとナショナリズム-結合と分離の力学
  1 ナショナリズムとその諸相
  2 ユーゴスラヴィアの成立と連邦制にみる自決
  3 分権化の推進とナショナリズム
  4 一九七四年憲法体制の成立と体制の危機
  5 「危機」の解決に向かう共和国とナショナリズム
第2章 一九八七年セルビアの党内論争とナショナリズムをめぐる議論-パラチン事件とセルビア党中央委員会第八回総会
  1 前史-一九八七年までのセルビア政治と共和国党指導部
  2 パラチン事件
  3 共和国党指導部内の論争と第八回総会
  4 ナショナリズムをめぐる議論
第3章 一九八〇年代末の大衆的な政治運動とナショナリズム-ヴォイヴォディナの諸集会についての一考察
  1 体制危機下のストと政治行動
  2 ヴォイヴォディナにおける大衆的な政治運動
  3 諸集会における多面性と統一性
  4 諸集会とナショナリズム
第4章 社会主義体制終焉に伴う政治的分化とナショナリズム
  1 一九八九年の政治的帰結-共和国間の対立と一党体制の終焉
  2 複数政党制への移行と諸政党の誕生
  3 「セルビアは立ち上がった!」-「三月九日」と「テラジエ議会」
第5章 戦争と「民族」内部の分断にみるナショナリズム
  1 「大セルビア」への転換と戦争の勃発
  2 「親ミロシェヴィチ」とナショナリズム-戦時体制の形成
  3 「反ミロシェヴィチ」とナショナリズム-「もうひとつのセルビア」
終章