雨宮 処凛/著 -- 河出書房新社 -- 2022.1 -- 159.7

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 B08B 主配架/159.7/アマミヤ*カ/ 10218106596 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 生きのびるための「失敗」入門
叢書名 14歳の世渡り術
著者 雨宮 処凛 /著  
出版者 河出書房新社
出版年 2022.1
ページ数 203p
大きさ 19cm
一般件名 人生訓(青年)
NDC分類(9版) 159.7
内容紹介 失敗ばかりでも弱いままでも生きてます-。作家、元ひきこもり、ロボット研究者、探検家、臨床心理士、オタク女子、元野宿のおじさんたちなどに聞いた、「失敗」や「弱さ」と生きていくためのヒント。
ISBN 4-309-61737-4
ISBN13桁 978-4-309-61737-4

目次

はじめに
第1章 失敗や挫折は一生の仕事のエネルギー-作家 あさのあつこさんに聞く
  自信がなかった中学時代
  「失敗の連続」だった3人の子育て
  親の期待と干渉が子どもを追い詰める
  「親を捨てる」という選択肢
  同調圧力が強いこの国の「失敗」
第2章 人生の経験値は、失敗することで上がっていく-元ひきこもり、元醜形恐怖、元アルコール依存症 月乃光司さんに聞く
  人から見られることが恐怖だった
  鬱屈した感情が社会との接点になった
  初めて見つけた「座っていい場所」
  唯一無二の「病気お笑いイベント」
  人生の問題解決に必要なのは「場数」と「慣れ」
第3章 弱さをさらけ出すことで幸せになれる-<弱いロボット>の研究者 岡田美智男さんに聞く
  一人では何もできない<弱いロボット>
  人と話すのが苦手な子どもだった
  便利さや効率がすべてという価値観への疑い
  実は「一人でできる」ことは何もない
  完璧よりもどこかへこんでいる方が面白い
  勝てないなら、自分の土俵を作ってしまおう
第4章 極寒の北極で失敗しても死なない男-探検家 角幡唯介さんに聞く
  親の仕事を継ぎたくない
  「見通しが甘く、根拠もないのに楽観的」という長所
  何もやらない卑怯者が振りかざす自己責任論
  「計画は失敗の始まり」という北極圏の価値観
  娘に伝えていること
  「もっと適当でいい」
第5章 「迷惑をかける練習」をしよう-臨床心理士 東畑開人さんに聞く
  何もかもうまくいかなかった中学時代
  失敗を責める人も傷ついている
  生きのびるために必要な「推し」
  安心できる場所があるからチャレンジできる
  積極的に社会のせいにする
第6章 他人の決めた「意味がある」に振り回されない-オタク女性ユニット「劇団雌猫」に聞く
  小学生の時から二次創作を読んでいた
  オタク女子の恋愛・結婚、そしてオタクという居場所
  お金がないという問題と、親からの「弾圧」
  推しと現実逃避
  それに意味があるのか問題
  失敗したから人生終わるわけではない
  10代へのメッセージ
第7章 一番幸せなことは、死なない程度に「安心して」失敗できること-NPO法人「抱樸」代表・奥田知志さんと元野宿のおじさんたちによる座談会
  ホームレスになったきっかけ
  「助けて」と言える人、言えない人
  「自立する」=正しい人になることではない
  牧師になった意外な理由
  たくさんの失敗を経て達した境地
  人は弱さで結ばれている
おわりに
参考文献