青森県立図書館
>読み上げ・色変換・文字サイズ
>閉じる
トップメニュー
資料検索
資料紹介
お知らせ一覧
Myライブラリ
トップメニュー
>
本サイトにはJavaScriptの利用を前提とした機能がございます。
お客様の環境では一部の機能がご利用いただけない可能性がございますので、ご了承ください。
資料詳細
詳細蔵書検索
よくある検索
1 件中、 1 件目
殉教の日本
小俣ラポー日登美/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2023.2 -- 198.221
SDI
予約かごへ
本棚へ
所蔵
所蔵は
1
件です。現在の予約件数は
0
件です。
所蔵館
所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
県立
C09A
主配架/198.221/オマタラポ-*ヒ/
10218295728
一般図書
書架
ページの先頭へ
資料詳細
タイトル
殉教の日本
副書名
近世ヨーロッパにおける宣教のレトリック
著者
小俣ラポー日登美
/著
出版者
名古屋大学出版会
出版年
2023.2
ページ数
5,404,188p
大きさ
22cm
一般件名
キリシタン
,
キリスト教-伝道-歴史
,
殉教者
NDC分類(9版)
198.221
内容紹介
キリスト教文化にとって日本は殉教の聖地だった。長崎二十六殉教者の列福やその聖遺物の行方、多様な殉教伝・磔図像・残酷劇などを跡づけ、グローバルな宣教の中で日本のイメージがどのように成立・普及したのかを解明する。
ISBN
4-8158-1119-8
ISBN13桁
978-4-8158-1119-8
ページの先頭へ
目次
序章
第1章 複数の位相を持つ「殉教」
古代教会における「殉教」概念の発生
殉教思想の日本への流入
絶対的悪を規定する迫害
力の逆転の思想としての殉教
十六~十七世紀における「殉教」概念
西欧言語圏における殉教研究の方法論
日本語による「殉教」言及
殉教と歴史認識-宣教言説の受容と反発の狭間で
「殉教」という訳語の誕生
第2章 日本の殉教者の初めての聖性公認
「聖人」を生む制度-「列聖」と「列福」
列福開始以前のフランシスコ会とイエズス会の対立
フランシスコ会の殉教顕彰の伝統
迫害での逃避について(De fuga in persecutione)-イエズス会宣教における初期の殉教観
列福過程の最初の段階-「情報と尋問の裁判」
二十六人中のイエズス会関係者
「信仰への憎しみ」の確認
日本のキリスト教徒からの列福嘆願書
慶長遣欧使節
第3章 聖遺物
日本で希求された聖遺物
信者の命がけの回収と聖遺物の意識的な破壊
キリシタン版における聖遺物
日本の文化的文脈における遺骸
日本に運ばれたヨーロッパの聖遺物
霊的な勢力圏を刻む聖遺物
聖遺物と勢力圏
「現地」産の新たな聖遺物の出現-ザビエルの聖遺物崇拝
聖遺物の集積地・マカオ
第4章 日本の殉教者のイメージ形成
列福以前の殉教者の図像化-フランシスコ会における磔刑と聖痕
フランシスコ会のプロセッション
列福前の図像の用い方
フランシスコ会による殉教絵画
イエズス会における磔刑図
日本の磔刑報告のプロテスタントへの影響
十字架のイメージと十字架への信仰
イエズス会の文化的文脈における磔刑
イエズス会における最初の日本殉教者の図像化
第5章 舞台の上の日本
日本の殉教の演劇化の嚆矢
托鉢修道会と殉教演劇
修道会演劇研究の資料的問題
イエズス会の劇場における日本の表象の嚆矢
イエズス会における日本殉教演劇の始まり
「カトリックの前線」地帯における日本殉教演劇
「日本殉教演劇の作品群」とドイツ語圏
イエズス会演劇における殉教-カタルシスと演劇的暴力
日本殉教演劇に見られる暴力とその文脈-『日本のキリスト教徒の闘い』とその周辺
終章
殉教という美徳の衰微
西欧と再び接続される日本
現代日本に継承された「殉教」概念の系譜
ページの先頭へ