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藤田 喜久雄/著 -- コロナ社 -- 2023.7 -- 501.83

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 A05B 主配架/501.83/フジタ*キ/ 10218323755 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 設計論
副書名 製品設計からシステムズイノベーションへ
著者 藤田 喜久雄 /著  
出版者 コロナ社
出版年 2023.7
ページ数 18,473p
大きさ 21cm
一般件名 デザイン(工業) , 設計管理
NDC分類(9版) 501.83
内容紹介 イノベーティブな製品・サービス・経験を生み出すための設計の考え方と設計工学を、関連分野の最新動向のみならず、歴史的な経緯や背景なども踏まえて解説する。
ISBN 4-339-04684-7
ISBN13桁 978-4-339-04684-7

目次

1.設計論の背景
  1.1 設計とは,優れた設計とは
  1.2 道具の発明から産業の形成へ
  1.3 市民社会の形成と設計ニーズの多様化
  1.4 製品の複雑化の進展
  1.5 生産性や豊かさの向上の背後で進んだこと
  1.6 工学設計から製品設計へ,さらにその先へ
  1.7 設計工学の学び方
  1.8 第1章のまとめ
2.設計の複雑化とシステムという考え方
  2.1 価値の生産性と製造業におけるモード
  2.2 さまざまな技術を取りまとめる設計の横断性と普遍性
  2.3 システムという抽象
  2.4 システム工学の由来
  2.5 システムの形式
  2.6 システムの具体例
  2.7 人工物のシステムとしてのさらなる複雑化
  2.8 システムの複雑さへの対応指針
  2.9 システムの制御方式とその分類
3.システムの構造と設計問題の形式
  3.1 システムの構造に対する視点と相互の関係
  3.2 システム構造の物理的意味と機能構造
  3.3 機能構造から実体構造への展開
  3.4 レイアウトの持つ意味
  3.5 システム論の展開
  3.6 概念と価値の体系
  3.7 設計問題の形式
  3.8 設計問題における再帰性
  3.9 第3章のまとめ
4.設計における情報の表現と処理
  4.1 情報処理における符号の役割
  4.2 形の表現と設計における役割
  4.3 計算とは何か
  4.4 プログラミング言語からみた情報処理の進展
  4.5 対象表現から挙動の予測へ
  4.6 モデルの役割と種類
  4.7 モデルの構成と較正
  4.8 思考のモデルと推論
  4.9 第4章のまとめ
5.ユーザーの視点から広がるシステムの価値
  5.1 製品の成否に左右する視線
  5.2 製品としての価値
  5.3 使用価値に関わる機能の実装
  5.4 感性価値とその設計
  5.5 付加価値がつくり出される様の広がり
  5.6 あらゆる人々を包摂する設計
  5.7 経済発展と適正技術
  5.8 第5章のまとめ
6.信頼性の数理とシステムの安全性
  6.1 システムの信頼性と安全性の課題
  6.2 信頼性の基礎理論と指標
  6.3 故障発生のパターンと故障データの解析
  6.4 システムの信頼性とその基本形
  6.5 構造的な信頼性の解析と設計
  6.6 リスクの見積りと評価
  6.7 それでも事故は起こる
  6.8 信頼性や安全性に潜む根源的な限界
  6.9 第6章のまとめ
7.生産の工程から考えるシステムの経済性
  7.1 システムの経済性
  7.2 生産コストの内訳
  7.3 部品についてのコスト
  7.4 組立てについてのプロセスコスト
  7.5 生産における習熟効果とそのモデル
  7.6 間接費の取扱い
  7.7 サプライチェーンとその設計
  7.8 コストの設計
  7.9 付加製造技術が設計にもたらす意味
8.ライフサイクルから考えるシステムの価値
  8.1 製品の寿命と修理や廃棄の意味
  8.2 製品のライフサイクル
  8.3 保全を考える設計
  8.4 リサイクルを考える設計
  8.5 循環型生産のための設計
  8.6 ライフサイクルアセスメント
  8.7 ライフサイクル設計の社会的背景と政策などによる誘導
  8.8 持続可能性と建築や都市計画での展開
  8.9 人工物の循環と自然界における循環の調和
9.システムとしての経済性と経営の課題
  9.1 製品の設計開発の全容と収支
  9.2 経済性評価の基本
  9.3 製品の個別化や多様化への要請とそれらへの対応
  9.4 製品アーキテクチャとその様式
  9.5 モジュール構造がもたらす効果や影響
  9.6 より長期的な意味での経済性
  9.7 企業間の競争と市場の支配
  9.8 グローバリゼーションのもとでの設計
  9.9 経営における意思決定の課題
10.設計問題における類型
  10.1 類型とその活用
  10.2 設計問題の類型
  10.3 設計解の最適性における類型
  10.4 複数の評価尺度の評価と競合
  10.5 問題の在処についての類型
  10.6 設計解のスケーラブルな類型性とその活用
  10.7 システムの大型化における限界とその類型
  10.8 設計解の質的な類型性とその活用
  10.9 システム構造における階層性という類型
11.問題解決とその技法
  11.1 問題を解くということ
  11.2 数理計画法とその活用の基本
  11.3 状態空間探索とその活用の基本
  11.4 計算機による知識処理とその活用の基本
  11.5 生成モデルと問題解決
  11.6 問題解決における問題の再構成
  11.7 情報処理におけるフレーム問題
  11.8 自然界のしくみから眺める問題解決の深層
  11.9 第11章のまとめ
12.設計という問題解決とそのプロセス
  12.1 日常にみる問題解決の深層
  12.2 問題解決における形式化の効用と限界
  12.3 フレーム問題から考える設計や計画の進め方
  12.4 設計プロセスの編成
  12.5 設計プロセスの構成
  12.6 システムの大規模化と設計プロセス
  12.7 第12章のまとめ
13.設計プロセスの管理
  13.1 設計プロセスの重要性
  13.2 コンカレントからバーチャルへ
  13.3 上流設計の重要性と方法論
  13.4 情報システムの連係による効率化
  13.5 モデルベース開発による統合的な設計環境
  13.6 設計プロセスの設計と合理化における課題
  13.7 設計におけるモデルの標準化と相互運用
  13.8 第13章のまとめ
14.設計のための技法とその体系
  14.1 設計の方法
  14.2 閉じた問題に対する計算に基づく設計技法
  14.3 最適設計のための適切なモデルの導入
  14.4 複雑なシステムの最適設計
  14.5 代替案の導出とその取扱い
  14.6 モデルの不確実性のもとでの最適設計
  14.7 開いた問題への対応とその考え方
  14.8 超システムの設計に向けた対応
  14.9 計算機援用設計技術の体系
15.システムの規模と構造の転換
  15.1 システムの大型化における限界の克服
  15.2 機能構造の転換と技術革新
  15.3 機能構造についての法則性
  15.4 イノベーションの時代へ
  15.5 持続的イノベーションと破壊的イノベーション
  15.6 製品の複雑化とその進み方
  15.7 技術ロードマップと先導設計
  15.8 プラットフォームという悪魔
  15.9 第15章のまとめ
16.創造的な設計とその進め方
  16.1 社会課題から眺める設計の全容
  16.2 問題設定に重きを置く設計への展開
  16.3 プロジェクト化する設計
  16.4 リフレーミングを行う設計
  16.5 創造的活動としての設計
  16.6 創造的な設計の進め方
  16.7 再設計としての設計
  16.8 設計プロジェクトの総合性
  16.9 第16章のまとめ
17.社会と技術を統合する設計
  17.1 改めて,イノベーションとは
  17.2 イノベーションの時代の社会と科学技術
  17.3 関係性の広がりと人工物の設計
  17.4 断絶の時代と新たな統合へ
  17.5 設計の全容と設計工学の課題
  17.6 改めて,設計とは何か
  17.7 新時代の人材像と設計の視点
  17.8 システムズイノベーションは設計できるか
  17.9 第17章のまとめ