アンドリュー・E.デスラー/著 -- 名古屋大学出版会 -- 2023.8 -- 451.85

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
県立 B04B 主配架/451.85/デスラ-*ア/ 10218335375 一般図書 書架 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 現代気候変動入門
副書名 地球温暖化のメカニズムから政策まで
著者 アンドリュー・E.デスラー /著, 神沢 博 /監訳, 石本 美智 /訳  
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2023.8
ページ数 10,321p
大きさ 22cm
一般件名 地球温暖化 , 気候変動
NDC分類(9版) 451.85
内容紹介 「気候とは何か」といった初歩から、脱炭素に向けて世界がとるべき対策まで、温暖化に関する科学と政治・経済をバランスよく記述。懐疑論への応答も随所に交えながら、問題の全体像を、理解に必要な深さまで明快に語る。
ISBN 4-8158-1130-3
ISBN13桁 978-4-8158-1130-3

目次

第1章 気候問題序論
  1.1 気候とは何か
  1.2 気候変化とは何か
  1.3 地球の座標系
  1.4 この教科書が信用できる理由
  1.5 本章のまとめ
  用語
  問題
第2章 気候は変化しているのか
  2.1 気温偏差
  2.2 最近の気候変化
  2.3 地球の歴史にわたる気候
  2.4 本章のまとめ
  用語
  問題
第3章 放射とエネルギー収支
  3.1 温度とエネルギー
  3.2 電磁波
  3.3 黒体放射
  3.4 エネルギー収支
  3.5 本章のまとめ
  用語
  問題
第4章 単純な気候モデル
  4.1 気候システムのエネルギー源
  4.2 宇宙空間へのエネルギー損失
  4.3 温室効果
  4.4 他の惑星を用いた私たちの理論の検証
  4.5 本章のまとめ
  用語
  問題
第5章 炭素循環
  5.1 温室効果ガスと大気の組成
  5.2 大気圏-陸域生物圏-海洋圏間の炭素交換
  5.3 大気圏-岩石圏間の交換
  5.4 人間は炭素循環にどのような影響を及ぼしているのか
  5.5 炭素循環についてよくある質問
  5.6 二酸化炭素の長期的な行方
  5.7 メタン
  5.8 その他の温室効果ガス
  5.9 本章のまとめ
第6章 強制力,フィードバック,気候感度
  6.1 気候システムにおける時間差
  6.2 放射強制力
  6.3 気候感度
  6.4 遅いフィードバック
  6.5 本章のまとめ
  用語
  問題
第7章 気候はなぜ変化するのか
  7.1 最近の温暖化の背景
  7.2 最初の容疑者-プレートテクトニクス
  7.3 太陽
  7.4 地球の軌道
  7.5 非強制変動
  7.6 温室効果ガス
  7.7 まとめてみよう
  7.8 本章のまとめ
  用語
第8章 未来の気候変化の予測
  8.1 排出量を制御する要素
  8.2 これらの要素は過去にどのように変化してきたか
  8.3 排出シナリオ
  8.4 未来の気候の予測
  8.5 気候は予測可能か
  8.6 本章のまとめ
  用語
  問題
第9章 気候変化による影響
  9.1 なぜ気候変化を気にするべきなのか
  9.2 物理的な影響
  9.3 こうした気候変化がもたらす影響
  9.4 急激な気候変化
  9.5 まとめてみよう
  9.6 本章のまとめ
  用語
  問題
第10章 指数関数的増加
  10.1 指数関数的増加とは何か
  10.2 72の法則
  10.3 破局は意外と近い
  10.4 割引計算
  10.5 まとめてみよう-炭素の社会的費用
  10.6 本章のまとめ
  用語
  問題
第11章 気候変化政策の基礎知識
  11.1 適応
  11.2 緩和
  11.3 太陽放射管理
  11.4 二酸化炭素除去
  11.5 まとめてみよう
  11.6 本章のまとめ
  用語
  問題
第12章 緩和政策
  12.1 気候変化の経済学的根拠
  12.2 従来の規制
  12.3 市場ベースの規制
  12.4 情報と自主的な方法
  12.5 アプローチのまとめ
  12.6 本章のまとめ
  用語
  問題
第13章 気候科学と政治の小史
  13.1 気候科学の始まり
  13.2 環境保護主義の登場
  13.3 1970年代と1980年代-オゾン層破壊と酸性雨
  13.4 1970年代と1980年代-自由市場の台頭
  13.5 1970年代の気候科学
  13.6 すべてが変わった年-1988年
  13.7 気候変動枠組条約-最初の気候変化条約
  13.8 京都議定書
  13.9 ジョージ・W・ブッシュ時代-2001~2009年
第14章 全体のまとめ
  14.1 不確実性のもとでの意思決定-排出量を削減するべきか
  14.2 長期的な目標の選択
  14.3 温暖化を1.5℃または2℃に抑えるために
  14.4 いくつかの最終的な考察
  14.5 本章のまとめ
  用語
  問題