木村友祐の中の震災と復興 『イサの氾濫』『聖地Cs』

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概要

八戸市出身の木村友祐(1970年から)は東日本大震災と、その後の原発事故の影響に、東北の人間として悔しさを感じて『イサの氾濫』にその思いを込めました。また、原発事故後殺処分されるはずだった牛たちを「切り捨てられる者」の仲間として『聖地Cs』を発表しました。2009年すばる文学賞を受賞するなど、第一線で活躍中の木村友祐の展示を通して様々な視点で震災を見つめ直す契機としていただき、震災に負けない東北人の強い力を発信しました。

展示資料

  • 木村友祐書き下ろし自筆資料「書かざるをえなかった」
  • 木村友祐『聖地Cs』2014年8月新潮社刊
  • 日本文藝家協会編『文学2012』2012年4月講談社刊(木村友祐「イサの氾濫」収録)
  • すばる 2009年11月号集英社刊(木村友祐「海猫ツリーハウス」収録、すばる文学賞受賞号)
  • 白崎映美&とうほぐまづりオールスターズ「まづろわぬ民」CD 2014年9月発売(木村友祐朗読「イサの氾濫より」収録)、同、歌詞カード(木村友祐「叫《さが》べ、やさしきアマハゲ」収録)
  • 東奥日報2014年10月5日掲載記事「東北応援の輪広げたい」