平成7年度特別展「太宰治」

特別展

1 特別展「太宰治」

平成7年10月1日(日曜日)から11月12日(日曜日)

時間

9時から18時

休館

月曜日と第4木曜日

会場

青森県近代文学館企画展示室

入場無料

  

「仕事以外にございません。お言葉の如く『仕事で来い』よりほかに生きかたございませぬ。・・・・・・」(昭和13年9月2日付井伏鱒二宛太宰治書簡)

太宰治は、その39年という短い生涯の中において、「ヴィヨンの妻」「斜陽」「人間失格」など数々の名作を残し、没後47年を経てなお多くの読者の心を魅了し続けている。

本展では、戦後50年という一つの時代の節目を迎えて、二十世紀旗手太宰治の生涯と業績を展観することにより、改めてその魅力に迫ってみたい。

  • 太宰の書いた油絵「水仙」
  • 小館善四郎宛書簡(昭和10年8月13日付)
  • 同人誌「蜃気楼」
  • 原稿「斜陽」
  • 草稿「人間失格」
  • 原稿「家庭の幸福」
  • 内筆本「家庭の幸福」

    ※太宰治の着物が表紙に貼られ題字は作家石川淳が書いたもの

  • 疎開中の郷里の人に与えた歌軸

特別展「太宰治」の画像特別展「太宰治」の画像

2 特別展「太宰治」図録

『太宰治』(価格1,000円)

目次

2 罪、誕生の時刻に在り

4 二律背反の〈生〉

8 左翼運動・義絶・心中未遂

10 撰ばれてあることの恍惚と不安

14 火を噴きし山の跡

18 無頼派(リベルタン)宣言

20 家庭の幸福は諸悪の本

各時代解説・・・相馬正一

13 今にして思う・・・小野正文

19 疎開中の太宰治・・・山中正津

23 太宰治を思う・・・高橋彰一

24 太宰治・青森文学地図

25 資料紹介

26 初版本

28 書簡

30 遺品

30 遺品について・・・津島美知子

31 太宰治文学記念碑

34 太宰治警句(エピグラム)・・・解説長野隆

36 太宰治略年譜・・・相馬正一

38 主な出品物

特別展「太宰治」の画像

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(1)青森県近代文学館直通電話:017-739-2575

(2)FAX:017-739-8353

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後日郵便振替でお支払いいただきます。

(4)青森県近代文学館カウンターにてお求めいただけます。カウンターのスタッフにお声がけください。

  

  

※太宰治の貴重資料が資料集になりました。

  • 資料集第一輯『有明淑の日記 』
  • 資料集第二輯『太宰治・晩年の執筆メモ 』
  • 資料集第十輯『太宰治・明治高等小学校時代の学習ノート二種』

上記をお買い求めいただけます。詳しくは以下リンクをご覧ください。

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