平成11年7月23日(金曜日)から8月29日(日曜日)

時間

9時から18時

休館

月曜日（ただし8月2日（月曜日）は開館）と8月26日（木曜日）

会場

青森県近代文学館企画展示室

入場無料

　　

津軽文士の草分け、佐藤紅緑がこの世を去ってから50年の歳月が経過しました。

紅緑は、明治7年弘前に生まれ、同27年郷里の先輩陸羯南の斡旋により日本新聞社に入社、そこで正岡子規を知ることになります。以後、俳句に、小説に、劇作に健筆をふるい人気作家となり、昭和に入ってからは少年小説の第一人者として一世を風靡しました。

本展では、没後50年という節目の年に、佐藤紅緑の多彩な文学活動とその波乱に富んだ生涯を総合的に展観しながら、改めて紅緑文学の魅力に迫ります。

平成11年7月22日（木曜日）18時30分から20時30分

会場：青森県総合社会教育センター

第一部：朗読「あゝ玉杯に花うけて」

鈴木健二（青森県近代文学館館長）

第二部：対談「紅緑と息子ハチロー」

佐藤四郎（紅緑の孫・ハチローの二男）
VS
鈴木健二（青森県近代文学館館長）

サトウハチロー作詞の歌「小さい秋みつけた」他

開催にあたって

1　父佐藤紅緑・・・佐藤愛子

2　弥六のセガレ

4　青雲の志―陸羯南・正岡子規との出会い

6　劇作家・小説家紅緑誕生

7　新派と紅緑・・・松本伸子

9　ユーゴーの陣笠たらんと―紅緑の小説―・・・森英一

10　新聞連載小説で人気沸騰

12　劇団「日本座」を率いて―三笠万里子との出会い

14　外遊―映画と紅緑

15　紅緑原作の映画化作品について・・・篠田功

16　少年小説で一世を風靡

19　「あゝ玉杯に花うけて」・・・五十嵐康夫

20　花紅柳緑―晩年の紅緑

21　かくも違う父子紅緑とハチロー・・・佐藤四郎

22　佐藤紅緑と俳句・・・復本一郎

22　紅緑の俳句五十句抄・・・復本一郎選

23　紅緑遺墨

26　遺品

27　佐藤紅緑略年譜・・・小山内時雄編

30　佐藤紅緑劇作・小説などの映画化作品・・・篠田功編

32　主な出品物

出品・協力者