平成21年度新収蔵資料展「ロシア文学者 菊池仁康」

企画展(収蔵資料展)

1 新収蔵資料展「ロシア文学者 菊池仁康」

平成22年1月16日(土曜日)から3月22日(月曜日)
時間:9時から17時
休館:1月28日(木曜日)、2月25日(木曜日)
会場:青森県近代文学館企画展示室
入場無料

板柳町出身の菊池仁康(きくち・にこう、1895年から1967年)は、実業家、そして、詩人福士幸次郎の地方主義運動に参加し福士の支援者として知られていますが、ロシア文学者としての側面も持っています。菊池は、大正11年に『露西亜二十一人集』(善文社)、昭和11年に『プーシュキン全集』2巻(ボン書店)を翻訳出版し、『ゴオルキイ全集』第5巻(大正11年1月・日本評論社)の訳者に名を連ねるなど、ロシア文学の翻訳者としては本県の先駆け的存在でありました。
本展は、菊池の翻訳原稿をはじめ、ロシア文学者菊池仁康の関係資料を中心に紹介するものです。

ポスター

2 新収蔵資料展「ロシア文学者 菊池仁康」日曜講座

「菊池仁康-ロシア文学者の側面」

日時:平成22年2月7日(日曜日) 14時から15時30分
会場:青森県立図書館4階研修室
講師:櫛引洋一(青森県近代文学館室長)