平成22年度企画展「白木茂生誕100年展」

企画展(収蔵資料展)

1 企画展「白木茂生誕100年展」

平成22年4月17日(土曜日)から5月30日(日曜日)
時間:9時から17時
休館:4月22日(木曜日)、5月24日(月曜日)から27日(木曜日)
会場:青森県近代文学館企画展示室
入場無料

翻訳家、児童文学者として活躍した白木茂(1910-1977)は、青森県三戸郡向村(現南部町)に生まれ、小学生までこの地で育ちました。日本大学英文科在学中より翻訳に従事、戦後は児童文学の翻訳者として活躍し、『少年少女シートン動物記』をはじめ、名作物語・SF・ノンフィクション・伝記等、300冊以上の多彩な児童文学作品を翻訳して、「さながら戦後の日本児童文学史を背負うかの観がある」(『日本児童文学大事典』)と評されました。また、日本児童文芸家協会常任理事、日本児童文学学会理事、国際アンデルセン賞国内選考委員などを歴任しました。
本展は、白木茂の生誕100年という大きな節目の年にあたり、その生涯と業績を概観するとともに、少年期と疎開時代を過ごした三戸との関わりや、同郷の後輩・馬場のぼるとの交流も紹介します。

ポスター

2 企画展「白木茂生誕100年展」日曜講座

「白木茂 人と作品」

日時:平成22年5月9日(日曜日) 14時から15時
会場:青森県立図書館4階研修室
講師:佐々木朋子(青森県近代文学館主幹)