平成22年度特別展「西北五文学散歩」

特別展

1 特別展「西北五文学散歩」

平成22年7月10日(土曜日)から9月5日(日曜日)

時間

9時から18時(7月10日は10時オープン)

休館

7月22日(木曜日)・8月26日(木曜日)

会場

青森県近代文学館企画展示室

入場無料

  

青森県の西北部は、五所川原市、つがる市、中泊町、板柳町、鶴田町、鰺ヶ沢町、深浦町の二市五町で構成され、西北五地区と呼ばれてきました。北は津軽海峡、西は日本海に面し、西海岸南部の背後には世界遺産・白神山地が迫り、ここに源を発し津軽平野を潤す岩木川は、北上して河口付近で十三湖を形成し、やがて日本海に注いでいます。

この地は、太宰治の小説「津軽」の主要舞台となり、長部日出雄が、そして田山花袋、谷崎潤一郎、松本清張など中央の著名な文人が作品に描いています。

また、かつてこの地を訪れた若山牧水、与謝野寛・晶子夫妻らの文学碑、本県出身の太宰治、成田千空の文学碑なども多く、地域における文学活動も盛んです。

本展は、明治以降に西北五地区を描いた文学作品を紹介しながら、この地域の持つ魅力に迫るものです。

西北五文学散歩フライヤー表面の画像

2 特別展「西北五文学散歩」記念イベント・文学講座

なべげん Presents リーディング・コラージュ『シュウちゃんの知らない津軽SEI HOKU GO!』

平成22年7月25日(日曜日)14時から16時

  • 出演:畑澤聖悟・下山昭義(津軽三味線)他
  • 構成・演出:工藤千夏
  • 企画制作:渡辺源四郎商店

文学講座1

平成23年8月21日(日曜日)13時15分から16時

会場:青森県総合社会教育センター第1研修室

俳句って楽しいー句集『津軽』ー

辻 桃子(俳誌「童子」主宰)

詩のトポスとしての西北五地方

高橋玖未子(詩誌「飾画」同人)

文学講座2

平成22年8月29日(日曜日)13時15分から16時

会場:青森県総合社会教育センター第1研修室

青森県ゆかりの小説と小説家ー芥川、谷崎、松本清張、その他ー

井上諭一(弘前学院大学教授)

人間太宰治と文学の魅力

木下巽(金木太宰会名誉会長)

3 特別展「西北五文学散歩」日曜講座

日曜講座

平成22年8月22日(日曜日)13時30分から14時30分

会場:青森県立図書館研修室

それぞれの『津軽』

飛内文代(当館室長)

4 特別展「西北五文学散歩」図録

『西北五文学散歩』(価格700円)

目次

開催にあたって

特別寄稿

01金木の文化運動 ・・・鎌田慧

02西北五の詩と風土 ・・・泉谷明

03若山牧水の旅の歌 ・・・梅内美華子

04靺鞨の南 ・・・辻桃子

05作品・資料紹介

09~18西北五文学散歩 ・・・星野富一郎

09概観

10第一景 つがる市

12第二景 西津軽郡鯵ヶ沢町

13第三景 西津軽郡深浦町

14第四景 西津軽郡中泊町

15第五景 西津軽郡板柳町

15第六景 西津軽郡鶴田町

16第七景 五所川原市

19西北五文学散歩作品一覧

22西北五の文学記念碑

25西北五文学散歩・年表

28出品資料一覧

西北五文学散歩フライヤー表面の画像

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