平成23年度新収蔵資料展「拓本でたどる青森文学の旅」

企画展(収蔵資料展)

1 新収蔵資料展「拓本でたどる青森文学の旅」

平成24年1月21日(土曜日)から3月25日(日曜日)
時間:9時から17時
休館:1月26日(木曜日)、2月23日(木曜日)、3月22日(木曜日)
会場:青森県近代文学館企画展示室
入場無料

1909(明治42)年9月1日黒石市に生まれた工藤四代治は、13歳頃から詩作を始め、蕪木邑人のペンネームで、やわらかな情感溢れる詩「春」「径」「風」等を発表しました。1939(昭和14)年に中国に渡り、1945(昭和20)年2月まで北京に滞在し、中国人の専門家から拓本の技術を学びました。

帰国後は黒石に戻り、1954(昭和29)年「去来句社」を設立、句誌「青樹林」を刊行するなど俳句・短歌の創作を続ける傍ら、黒石御幸公園の秋田雨雀、鳴海要吉歌碑建立をきっかけに、旺盛な拓本活動を全県的に行い、『青森県の文学碑』(第一集から第二集)『青森県の文学碑1』(郷土双書第九集)を刊行しています。

本展では、青森県近代文学館に寄贈された工藤四代治が制作した拓本を通して、工藤四代治の業績と県内の文学碑や作品の魅力を紹介します。

ポスター

2 新収蔵資料展「拓本でたどる青森文学の旅」

「拓本のこと-拓本の墨と採拓-」

日時:平成24年3月11日(日曜日) 14時から15時
会場:青森県立図書館4階集会室
講師:三上強二(青森ペンクラブ会長)