平成27年1月に急逝した三上強二氏（1928年から2015年、青森市出身）は、戦後、青森県立図書館に約30年勤務し、県内外の数多くの文化人と交流。青森県文化の語り部として知られた、まさに碩学（※せきがく...広く深い学問を修めた人）と呼ぶに相応しい人物でした。平成元年から翌年にかけては「東奥日報」に随想「訪爐庵雑記」を連載。その後、日本図書館協会顧問や青森ペンクラブ会長を務めました。

本展は、三上強二氏が生前に御寄贈くださった広範な文学資料を展示するとともに、その文学者たちとの多彩な交流や青森県の文化の継承と発展に寄与した足跡について紹介するものです。

平成28年5月15日（日曜日）14時00分から15時00分

故・三上強二氏のエッセイを読む

竹浪直人（当館文学専門主査）
会場：青森県立図書館研修室（青森県立図書館4階）

※日曜講座の申し込みは不要です。

参加は無料です。