企画展(収蔵資料展)
1 企画展「青森県俳句懇話会寄贈資料展」
平成29年2月25日(土曜日)から5月24日(水曜日)
時間9時00分から17時00分
会場:青森県近代文学館企画展示室
入場無料
青森は俳句県だとよく言われます。弘前市出身の "陸羯南" に見いだされた近代俳句の祖 "正岡子規" に俳句を学んだ "佐藤紅緑" "木村横斜" が帰郷して子規俳句の伝道師となったからです。最先端といえる新時代の俳句が明治30年頃にはすでに本州最北端の青森県に息づき、中央との俳句の交流を深めていった結果、俳句の盛んな青森県といわれるようになるのです。
青森県俳句懇話会は1959(昭和34)年創立されます。超結社の横断的組織として半世紀以上も様々な取り組みをしてきました。特に「新青森県句集」の刊行は県内外から注目されている事業です。今年第28集の刊行となりました。投句者数も500人近くにのぼります。平成27年度の事業の一つとして、会員所蔵の貴重な資料を会で収集し、一括して青森県近代文学館に寄贈することとなり、平成28年3月25日、贈呈式を挙行しました。資料点数600点余。本展ではその中から選りすぐりの資料を展示いたします。
注目の展示品
- 金子兜太葉書
- 中央俳人の原稿 (金子兜太・桂信子・長谷川かな女・安住敦など)
- 角川俳句賞副賞 (村上しゅら・木附沢麦青)
- 金子兜太原稿「感慨の俳句」
2 企画展「青森県俳句懇話会寄贈資料展」朗読会&トークイベント
平成29年5月21日(日曜日)13時30分から15時00分
朗読会
寺山修司「われに五月を」(朗読:当館解説員)
トークイベント
「没後10年・成田千空を語る」
- 齋藤美穂(千空研究会調査研究員)
- 西谷ともえ(千空研究会会員)
会場:企画展示室前ロビー(青森県立図書館2階)
※日曜講座の申し込みは不要です。
参加は無料です。