平成29年度企画展「没後80年・菊谷栄展」

企画展(収蔵資料展)

1 企画展「没後80年・菊谷栄展」

平成29年10月28日(土曜日)から平成30年1月14日(日曜日)
時間:9時00分から17時00分
会場:青森県近代文学館企画展示室

休館日:
平成29年11月9日(木曜日)、
11月30日(木曜日)から12月6日(水曜日)、
12月28日(木曜日)から平成30年1月3日(水曜日)

入場無料

菊谷栄(きくや・さかえ;本名・栄蔵)は、明治35(1902)年青森県東津軽郡油川村(現青森市)に生まれました。大正10(1921)年、画家になるために上京し、日本大学法文学部美学科(現芸術学部)に入学するとともに川端画学校にも通いました。昭和5(1930)年エノケンこと榎本健一(えのもと・けんいち)の新カジノ・フォーリーに舞台装置製作で参加した後、エノケンの座付き劇作家として活躍、「リオ・リタ」「巴里(パリ)の与太者」「民謡六大学」などのヒット作でエノケンの黄金時代を支えました。しかし、活躍中の12(1937)年9月に兵役召集を受け、11月9日、中国の河郭鎮で戦闘中に撃たれ戦死します。もし菊谷が戦後も生きていたら、日本の軽演劇、ミュージカルは違った展開を見せていたとも言われています。

本展は、画家を志して上京しながらも、喜劇作家として大衆と向き合う道を選び、志半ばで戦火に散った菊谷栄の生涯と業績を、竹内俊吉(たけうち・しゅんきち)、太宰治(だざい・おさむ)といった県ゆかりの文人たちとの交流のエピソードをまじえ、時代・文化的背景とともに紹介するものです。

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2 企画展「没後80年・菊谷栄展」日曜講座

日曜講座

平成29年12月10日(日曜日)14時00分から15時00分

菊谷栄の描いた夢

伊藤文一(当館室長)
会場:青森県立図書館研修室(青森県立図書館4階)

※日曜講座の申し込みは不要です。

参加は無料です。

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3 企画展「没後80年・菊谷栄展」展示解説

開催日

  1. 平成29年10月29日(日曜日)
  2. 平成29年11月5日(日曜日)
  3. 平成29年11月12日(日曜日)
  4. 平成29年11月19日(日曜日)
  5. 平成29年11月26日(日曜日)
  6. 平成29年12月17日(日曜日)
  7. 平成29年12月24日(日曜日)
  8. 平成30年1月7日(日曜日)
  9. 平成30年1月14日(日曜日)

時間:14時00分から14時30分
会場:青森県近代文学館企画展示室
※時間までに、青森県立図書館2階・青森県近代文学館カウンター前にお越しください。
参加は無料です。