企画展「「座標」に集った人々展」

企画展(収蔵資料展)

1 企画展「「座標」に集った人々展」

令和4年4月11日(月曜日)から5月15日(日曜日)

時間

9時00分から17時00分

会場

青森県近代文学館 企画展示室

休館日

428日(木曜日)、511日(水曜日)

入場無料

文芸雑誌「座標ざひょう」は、昭和5(1930)年1月に青森で誕生しました。「東奥日報」記者だった竹内たけうち俊吉しゅんきちの提唱により、「黎明れいめい」や「りょう騎兵きへい」等、複数の雑誌を統合し創刊した県下統一の文芸誌であり、初期には丹羽にわようがく、一戸玲太郎(いちのへ謙三けんぞう)、高木たかぎきょうぞう、青木了介(こん官一かんいち)、大藤熊太(太宰だざいおさむ)、和田わだ山蘭さんらんはやしまさ次郎じろうらも作品を寄せました。その後「座標」は、文学上の主張の相違により多くのメンバーが離脱し、昭和7年に廃刊となりましたが、青森県の文学史に確かな足跡を刻みました。

淡谷あわやゆうぞうらとともに歌誌「黎明」を創刊し、「座標」では編集人を務めた船水ふなみず公明こうめいの旧蔵資料を中心に展示し、「座標」につどった人々の活躍を振り返ります。

企画展「座標」に集った人々展ちらし.pdf

見どころ

  1. 「座標」創刊号・竹内俊吉俳句集『雪』・高木恭造津軽方言詩集『まるめろ』初版本等、貴重な雑誌や図書
  2. 竹内俊吉・淡谷悠蔵・船水公明・丹羽洋岳・高木恭造・今官一・和田山蘭・林柾次郎の直筆色紙

ご来館のみなさまへのお願いとお知らせ

  • 発熱や風邪の症状が見られるなど、体調不良の方は、ご来館をお控えください。
  • 館内では正しいマスクの着用、咳エチケットのご協力をお願いいたします。
  • 混雑時には入館制限を行う場合があります。団体見学につきましては、事前にお問い合わせください。
  • 展示やイベントの予定が変更になる場合があります。最新情報は、ホームページまたは電話でご確認ください。

2 関連イベント 

第1回あおもり文学ゼミ「1930年「座標」創刊―県下統一の夢―」

令和4年5月8日(日曜日)

時間:14時00分から15時00分
会場:青森県立図書館4階研修室
講師:青森県近代文学館室員

    • 事前申込は不要です。
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展示ナビ

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