趣旨
本県における先人の足跡や生活文化全般を伝える近世史料は、後世に引き継ぐべき重要な文化遺産の一つです。
この講習会は、近世史料を中心に、その取扱いや解読の知識・技術を養うと共に、史料に対する認識を高め、今後の郷土史等の調査研究に資することを目的として開催します。
主催
青森古文書解読研究会
共催
青森県教育委員会
開催日時
入門講座
令和6年10月～11月の第1・3土曜日
令和6年12月の第1土曜日
10月5日、10月19日、11月2日、11月16日、12月7日 (計5日5講義)
第1講
11時から12時10分
解読講座
令和6年10月～11月の第1・3土曜日
令和6年12月の第1土曜日
令和7年1月～3月の第3土曜日
10月5日、10月19日、11月2日、11月16日、12月7日、1月18日、2月15日、3月15日 (計8日16講義)
第1講
13時00分～14時10分
第2講
14時20分～15時30分
開講日（１０月５日）日程
受付
10時30分～11時、12時15分～12時55分
開講挨拶
10時55分～、12時55分～ 5分ほどの挨拶
初日講座
13時50分～15時20分
場所
青森県立図書館4階集会室
（住所：青森市荒川字藤戸119-7）
内容
後期古文書講座は、古文書の基礎的な解読知識を、ある程度有する方を対象に、主に青森県に関係の深い近世史料などをテキストとして用い、解読を通して郷土史、近世史への認識を更に深めていこうとするものです。
講座日程表
入門講
| 月日 | 講義 | 講師 | テキスト |
|---|---|---|---|
| 10月5日 | 第1講 | 津川（４） | 「慣用句をマスターしよう」 |
| 10月19日 | 第1講 | 辻（６） | 「滝屋文書 黒石藩御用状」 |
| 11月2日 | 第1講 | 深澤（４） | 「手紙文の形式例を読んでみる」 |
| 11月16日 | 第1講 | 辻（７） | 「随筆 聞のまにまに続編」 |
| 12月7日 | 第1講 | 長浜（２） | 「小倉百首の"光る君"」Ⅱ |
解読講座
| 月日 | 講義 | 講師 | テキスト |
|---|---|---|---|
| 10月5日 | 第1講 | 鹿内（３） | 「津軽編覧日記」③ |
| 第2講 | 浅井（２） | 「諸湊諸事変難取扱留」① | |
| 10月19日 | 第1講 | 赤平（４） | 「奥州道中記」⑩ |
| 第2講 | 浅井（３） | 「諸奏諸事変難取扱留」② | |
| 11月2日 | 第1講 | 長浜（４） | 樋口一葉「たけくらべ」④ |
| 第2講 | 鹿内（４） | 「津軽編覧日記」④ | |
| 11月16日 | 第1講 | 浅井（４） | 「三郎右衛門破船口書」 |
| 第2講 | 赤平（５） | 「奥州道中記」⑪ | |
| 12月7日 | 第1講 | 辻（１） | 「滝屋文書 家内通観」から懐素自叙帳という法帳のこと |
| 第2講 | 深澤（４） | 白井秀雄「けふのせばのゝ」④ | |
| 1月18日 | 第1講 | 辻（２） | 「滝屋文書 家内通観」から懐素自叙帳という法帳のこと ２ |
| 第2講 | 深澤（５） | 白井秀雄「けふのせばのゝ」⑤ | |
| 2月15日 | 第1講 | 辻（３） | 「滝屋文書 家内通観」から按察巡見のこと |
| 第2講 | 鈴木（３） | 「公 私用書記」(３４) | |
| 3月15日 | 第1講 | 辻（４） | 「滝屋文書 家内通観」から按察巡見のこと ２ |
| 第2講 | 鈴木（４） | 「公 私用書記」（３５） |
募集定員
入門講座25名、解読講座35名程度まで
受講料
入門講座：1,000円（※併願は500円）、解読講座：1,500円です。
テキストと引き換えに受付でお支払いください。
受講申込
申込方法
氏名、住所、郵便番号、電話番号の内容を、電話またはFAX、郵送でお申込みください。
申込先
〒030－0943
青森市幸畑1丁目23－12
深澤 恭仁 （青森古文書解読研究会事務局）
電話・FAX：017-738-7982
その他
この講座は「あおもり県民カレッジ」認定講座になっています。
