令和7年度古文書講座(後期)のご案内

お知らせ

趣旨

本県における先人の足跡や生活文化全般を伝える近世史料は、後世に引き継ぐべき重要な文化遺産の一つです。

この講習会は、近世史料を中心に、その取扱いや解読の知識・技術を養うと共に、史料に対する認識を高め、今後の郷土史等の調査研究に資することを目的として開催します。

主催

青森古文書解読研究会

共催

青森県教育委員会

開催日時

入門講座

令和7年10月~11月の第1・3土曜日

令和7年12月の第1土曜日

10月4日、10月18日、11月1日、11月15日、12月6日 (計5日5講義)

第1講

11時00分から12時10分

解読講座

令和7年10月~11月の第1・3土曜日

令和7年12月の第1土曜日

令和8年1月~3月の第3土曜日

10月4日、10月18日、11月1日、11月15日、12月6日、1月17日、2月21日、3月21日 (計8日16講義)

第1講

13時00分~14時10分

第2講

14時20分~15時30分

開講日(10月4日)日程

受付

10時30分~10時55分、12時15分~12時55分

開講挨拶

10時55分~、12時55分~ 5分ほどの挨拶

初日講座

11時00分~15時30分

場所

青森県立図書館4階集会室

(住所:青森市荒川字藤戸119-7)

内容

後期古文書講座は、古文書の基礎的な解読知識を、ある程度有する方を対象に、主に青森県に関係の深い近世史料などをテキストとして用い、解読を通して郷土史、近世史への認識を更に深めていこうとするものです。

講座日程表

入門講

月日 講義 講師 テキスト
10月4日 第1講 津川(4) 「慣用句をマスターしよう」
10月18日 第1講 (6) 滝屋文書から「黒石藩御用状」
11月1日 第1講 深澤(4) 「手紙文例を読んでみる」
11月15日 第1講 (7) 随筆「聞のまにまに」
12月6日 第1講 長浜(2) "あゝ五七"・・日本語のリズムよ!

解読講座

月日 講義 講師 テキスト
10月4日 第1講 浅井(3) 「小泊湊 御城米積破舩一条」③
第2講 長浜(4) 樋口一葉「たけくらべ」⑧
10月18日 第1講 赤平(4) 「国日記」佐竹様御用銅等盗難④
第2講 浅井(4) 破舩最終話「御用留」
11月1日 第1講 長浜(5) 樋口一葉「たけくらべ」⑨
第2講 中村(3) 藩境論争「境山の見分」①
11月15日 第1講 中村(4) 藩境論争「境山の見分」②
第2講 赤平(5) 「国日記」佐竹様御用銅等盗難⑤
12月6日 第1講 (1) 滝屋文書・家内年表から「青森のまつり」①
第2講 深澤(3) 白井秀雄「けふのせばのゝ」⑥
1月17日 第1講 (2) 滝屋文書・家内年表から「青森のまつり」②
第2講 深澤(4) 白井秀雄「けふのせばのゝ」⑦
2月21日 第1講 (3) 滝屋文書・家内年表から「青森のまつり」③
第2講 鈴木(3) 「公 私用書記」(38)
3月21日 第1講 (4) 滝屋文書・家内年表から「青森の芝居興業」
第2講 鈴木(4) 「公 私用書記」(39)

募集定員

入門講座30名、解読講座30名程度まで

受講料

入門講座:1,000円(※併願は500円)、解読講座:1,500円です。

テキストと引き換えに受付でお支払いください。

受講申込

申込方法

氏名、住所、郵便番号、電話番号の内容を、電話またはFAX、郵送でお申込みください。

定員を超えない限り、当日会場でも受けつけます。

申込先

〒030-0943

青森市幸畑1丁目23-12

深澤 恭仁 (青森古文書解読研究会事務局)

電話・FAX:017-738-7982

その他

この講座は「あおもり県民カレッジ」認定講座になっています。

「あおもり県民カレッジ」認定講座の画像