旧県立図書館の解体工事完了

1994年~現在

青森県立図書館のブックポストと記念碑

画像: 青森県庁舎北棟西側歩道脇に設置された青森県立図書館のブックポストと記念碑。

青森市新町の旧県立図書館については、

「この建物は本県の文化の顔。老朽化しているが、できれば保存してほしい」(「県立図書館が閉館」『東奥日報』1993年10月16日)

との声も上がったが、建物の老朽化が著しいうえ、その3分の1を特殊構造の積層式書庫が占め、図書館以外への転用が難しいことから、解体が決定。

この日、1994(平成6)年1月17日から行われていた旧館解体工事が完了した。

その後、旧館跡地では1997(平成9)年10月に着工した県庁舎北棟が2000(平成12)年6月に完成し、現在では、その歩道脇に立つ県立図書館の記念碑とブックポストが旧館の名残をわずかにとどめている。