郷土資料の寄贈について
青森県立図書館では、青森県に関する資料や、県内の自治体刊行物などの資料を「郷土資料」として収集・保存し、活用することを重要な業務のひとつとしています。
郷土資料は、自費出版や私家版など市場への流通が少ないほか、刊行しても配布先が限られたり、刊行情報そのものを把握することが難しい現状です。
また、刊行情報が新聞等に掲載されても、連絡先の個人情報は掲載されず、入手できないこともあります。郷土資料の収集には皆様からの情報提供が欠かせません。
ご寄贈いただける郷土資料がありましたら、ぜひご協力ください。また、郷土資料の刊行情報や入手方法などをご存知の方は、情報をお寄せくださるようお願いします。
郷土資料の例
青森県が主題(メインとなるテーマ)の資料
地域の歴史、地理、風習、伝統文化、人物、団体、政治、経済、教育など
- 例:『青森県出身力士たちの勝負と人生』
- 『つがる地誌』
- 『三八教育がたり』
※ 青森県に関連する部分がごく一部の場合は、郷土資料としないこともあります。
県内の団体・企業、機関が刊行した資料
団体史、社史、報告書、文芸同人誌など
- 例:『青森市博労町会30年のあゆみ』
- 『八甲田登山会四十年記念誌』
- 『短歌同人誌 むつたんか』
県内の学校が刊行した資料
記念誌、研究紀要など(学校文集、生徒会誌、学校新聞は除きます。)
- 例:『弘前大学教育学部研究紀要』
- 『三沢高等学校創立七十周年記念誌』
- 『青森県高等学校総合文化祭の記録』
青森県および県内の市町村が刊行した行政資料
要覧、業務概要、報告書、機関誌、広報、県民向け配布冊子など
- 例:『三内丸山遺跡発掘調査報告書』
- 『広報なかどまり』
- 『青森県立美術館年報』
手続きについて
郷土資料の寄贈の手続き
郷土資料の寄贈は、一般図書の寄贈と同じ手続きとなります。
「図書の寄贈について」をご覧いただき、ご了承いただいた上で青森県立図書館へご寄贈ください。
一般図書の寄贈と郷土資料の寄贈の違い
無理のない範囲で、できれば2点の寄贈をお願いしています。
寄贈が1点の場合は保存用とするため、原則貸出禁止として整理します。寄贈が2点の場合は、保存用と貸出用としてそれぞれ整理します。
郷土資料の出版情報の提供
郷土資料の出版情報をご存知の場合は、お問い合わせフォームまたは青森県電子申請・届出システムから情報をお寄せください。
寄贈に関するお問い合わせ先
青森県立図書館 奉仕課 寄贈資料担当
電話:017-739-4211
FAX:017-739-8353
電子メールをご希望の場合は、お問い合わせフォームをご利用ください。